寒くなったら煮込み料理が恋しくなりますね。骨付きの鶏肉とビールを使った煮込み料理「骨つき鶏と大根のビール煮」は、ビールのほろ苦さがほんのりと残った味わいのある一品です。
ビールの炭酸で、骨付きの鶏肉がビックリするほどホロホロになりますよ。ぜひ、お試してみてださい!
身近なビールが煮込み料理に使える
いつも飲んでいる身近なビールが、煮込み料理の材料になります。骨付きの鶏肉をフライパンで焼いたら、そこへビールを投入! そのまま30分ほど煮込むと、びっくりするくらい柔らかく仕上がります。
一般的には、骨付きの鶏肉を柔らかくするために圧力鍋を使う人が多いですが、今回ご紹介する「骨つき鶏と大根のビール煮」では圧力鍋を使いません。いつも使っているフライパンでホロホロの肉料理ができるのは魅力的ですね。特別な調理道具を使わずに、自宅でプロの味を楽しめます。
ビールの炭酸はあなどれない
骨付きの鶏肉が柔らかく仕上がるのは、ビールの炭酸とアルコールが骨付きの鶏肉に作用するからです。ビールの炭酸がジューシーさをアップさせ、アルコールが鶏肉の組織を刺激して柔らかくします。
さらに、骨離れもよくなるので、とても食べやすくなります。飲み残したビールよりは、開封していないビールの方が炭酸の効果が期待できます。
ただ、同じ炭酸でもジュースなどは砂糖が大量に入っていますから、おすすめできません。ぜひ、開けたてのビールを使ってくださいね。
おもてなし感たっぷり
「骨つき鶏と大根のビール煮」は、お肉の表面の照りもよく、パーティーにも使えるようなおもてなし感たっぷりのメニューです。せっかくですから、盛り付けにもこだわってみてください。
大人向けに仕上げるなら黒ビールでコクを出してもいいですね。トマト缶を追加してさっぱり感を出すこともできるので、お客様に合わせた味付けにしてみてくださいね!
「骨つき鶏と大根のビール煮」の作り方
材料(1人分)
鶏モモ肉(骨付き):1本(350g)
大根:1/3本
サラダ油:大さじ1
青ねぎ:お好みで
(A)
胡椒:適量
生姜すりおろし:大さじ1
醤油:大さじ1
(B)
醤油:大さじ3
酒:大さじ3
砂糖:大さじ3
オイスターソース:大さじ2
ビール:1缶(350cc)
手順
1. 鶏モモ肉に(A)をすり込んで30分ほど漬ける。大根は半月切りにする。
2. フライパンにサラダ油を引き、鶏モモ肉に皮目から焼き色を付ける。
3. 焼き色が付いたら(B)と大根を加え、中火で30分ほど煮込む。
4. 皿に盛り付け、お好みで青ねぎを散らしたら完成!
調理時間
70分
カロリー
1,271kcal
レンジでチンしても柔らかい!
「骨つき鶏と大根のビール煮」は、翌日にレンジでチンしてもおいしくいただけます。あらかじめたくさん作って冷凍しておけば、あとはレンジでチンするだけ! 時間があるときにまとめて作っておくと便利ですよ。