揚げるとなんでも旨くなる?

料理にはさまざまな調理工程があるが、そのなかでも「揚げる」という調理工程は、サクッとした食感をプラスするだけでなく、なんてない食材も旨くしてくれる魔法のような調理法だと思っている。

以前ご紹介した「キノコを揚げてみた」でも、えのきが劇的に美味しくなるなど「揚げる」という工程のスゴさを身をもって実感した!

そんなときだ、「キノコがこんなにも旨くなるなら、もともと美味しいものはさらに旨くなってしまうんじゃないか」という疑問が生まれてしまった。

ということで、最近ちょくちょくやっているやってみた企画「いろいろな食材を揚げてみた!」をやっていくぞ!!

君に決めた!

今回の検証で選んだ食材は下記の4つ。

・納豆

・いなり寿司

・雪見だいふく

・ハンバーガー

ご飯のおともからデザートまで、とりあえず“面白く”なるだろうという目線で選んでみた!
「ハンバーガー」はYouTuberなどがやっているのをみたことがあるが、個人的にどれくらい旨くなるのか気になったのでチョイス。冷たくて美味しい「雪見だいふく」は無理やり油で温めるという荒技。

「いなり寿司」に関しては白飯を包んでいる油揚げを揚げ返すという暴挙っぷり。「納豆」は…揚げても旨くならんだろ。

Let’s クッキング!
いなり寿司

まずはいなり寿司から。すでに完成されているので天ぷら衣にそのままダイブ!

そしてそのまま油へダイブ。

揚げてみると、意外と見た目はいい感じ! しっかりと閉じた状態で油へ入れたため、白飯に変化はなく油揚げのみをきれいに揚げることができた。

食べてみると、サクッとした衣としっとりとした油揚げが相性があまりよくない。油っぽい味もプラスされて、いなり寿司のよさを消していた。個性もなく旨くもない…揚げるという工程がマイナスに働いてしまったようだ。

ハンバーガー

お次は旨いと評判のハンバーガー。個人的にも気になる食材なため、期待もデカい。

衣へ漬けるとバンズが濡れたアンパンマンの顔のようにしおれていく。

油へ入れるとジュワーという美味しそうな音がキッチンに響き渡る。これは期待できそうだ!

揚げたあとのハンバーガーはこんな感じ。切ってみると。

いなり寿司と同じで中身はとくに変化なし。本当に旨いんだろうか?

相性はいいだろ、思ったのでソースをかけてやったぜ!

恐る恐る食べてみたのだが、ん! 揚げたことでサクッとした食感とパテがよりジューシーになりめちゃくちゃ旨い! 例えると肉汁が溢れ出てくるハンバーグみたいな感じ。

お店にもこういうサービスがあればいいのに…。カロリーは爆上げになるが。その分旨さも爆上げだぜ!

雪見だいふく

冷たいと温かい、そのギャップの差がめちゃくちゃ興味をそそる雪見だいふく。真逆なだけに想像がまったくつかない。

漬けたら艶やかになったぞ!

お皿と白紙の雰囲気も相まって、なんだかそれなりの見た目に! 料亭に出てきそうな見た目になってやがる。ひょっとすると味も化けるか?

ば、化けた。ハンバーガー以上に化けたかもしれない…。

サクッとしたあとにモチっとした食感、中から溶けたバニラアイスがとろ~り溢れ出してくる! これはヤバいぞ。カロリーも上がり、手間も少しかかるが、手間を増やしてでも食べる価値が充分にある。しかし、アイスって意外と溶けないものなのね。

納豆

やってきました問題児。クセのある味といい、粘っこさといい揚げただけではどうにもなるまい。

とりあえず、期待はせずに軽く混ぜて衣にドボン。そして油へもドボン。

油へ入れると広がりそうにも思えたがそのままの状態できれいに揚がりました。

んー、異様な見た目。

割った断面はこんな感じ。

期待せずに食べてみたのだが、あれ? これはこれでイケるぞ。クセのある味はそのままだが、揚げたことにより一粒一粒の味わいが強調されているかのように感じた。なんだ、この期待していなかったやつが活躍した感じは。裏切られた気分だ。

旨い旨いとバクバク食べていたスタッフもいたので、万人受けする味なのかもしれない!

揚げ物は正義!

やってみてわかったことは、やはり「揚げる」という調理工程はすごいということ。特に今回の食材はどれも本来の味を変えることなく、食感や旨みを引き出してくれた(いなり寿司は除く)。

4品中3品が美味しくなってしまった。次回はもっと冒険した食材をぶち込んでみようと思う。

めっちゃ味が気になる、揚げものが好きだ、気がつくといつも食材を揚げている、なんて方は今回の食材を実際に食べてみてほしい!

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